ローンや保険料を払うのがキビシイ!と感じたらお読み下さい

毎月の住宅ローンや保険料が払えない時のプランナー

シングルマザーの保険の落とし穴

シングルマザーですが、私になにかあっても子供が大きくなるまで困らないように保険に入りたいのですが、と相談がありました。

いくら入ればいいのか?これは国の遺族年金に不足する分なので、通常はお子様ひとりであれば、遺族年金毎月約10万円としてあと10万円くらいを希望する方が多いです。

 

遺族年金不足分毎月10万円(年間120万円)×お子様が成人するまで20年=2400万円
が最低でも必要でしょうね。収入保障保険で、毎月10万円もらえるようにしてタバコを吸わない方なら毎月2,000円くらいの保険料だと思います。

 

ここまでは、どこの保険屋でも説明されるでしょうが、受け取る場合の話がありません。お子様が小さい場合のお話なので、もし今日その事態になったらお子様は受け取れるのか?

 

乳幼児が保険会社に電話して、書類書いては無理ですが、中学生くらいなら電話して書類書くくらい出来そうですが、答えはNOです。なぜなら15歳未満は印鑑登録ができないからです。

死亡保険金を受け取る場合の提出書類に印鑑証明があります、そうなると後見人が必要になりますが、お子様からみた後見人は普通は父親、つまり元旦那さんになります。考え方が合わず別れたが、父親として問題のある方でなければよろしいでしょうが、お金を私利私欲で使ってしまうような方であれば大変です。

 

お子様のために遺したものが、意図しない形で使われる危険性もあります。死亡保険金受取人や指定代理請求人もそこを考慮して決めましょう。死亡保険金受取人も制定代理請求人もいつでも変更可能ですので、お子様の年齢にあわせて変更することが可能です。