ローンや保険料を払うのがキビシイ!と感じたらお読み下さい

毎月の住宅ローンや保険料が払えない時のプランナー

介護保険で支払われる保険金の種類

保険会社が販売している介護保険には様々な種類があります。介護保険が「単独」のものや、医療保険などに「特約」として付加できるものもあります。そして、受け取れる給付金には、主に以下の2つがあります。
一時金(介護一時金)
年金(介護年金)

給付金を受け取れる条件
最も重要なのは、どういう状況になると保険金が受け取れるかです。大きく分けると以下の2つです。
・公的介護保険連動型
・保険会社独自基準型

公的介護保険連動型
公的介護保険制度で定められている「要介護以上」となった時に保険金が支払われるタイプです。
要介護状態は1~5まであり、この数字が大きくなるほど重い介護状態となります。
民間の保険会社では、要介護3以上が条件になっていることが多いです。もちろん要介護1でもらえるものもありますので、当然そういうタイプをオススメ致します。

保険会社独自基準型
公的介護保険連動型と比べると、基準がわかりにくい場合が多いです。具体例としては、
「歩行または寝返り」のいずれかが「全部介助または一部介助の状態」に該当し、かつ「入浴・排泄・食事の摂取・衣服の着脱」のうち、「1項目が全部介助で1項目が全部介助または一部介助の状態」または「3項目が全部介助または一部介助の状態」に該当して他人の介護を要する状態
常時寝たきり状態で、次の12の全てに該当し、介護を必要とする状態が6カ月以上継続した時

1.
ベッド周辺の歩行が自分ではできない2.次のうち、2項目以上が自分ではできない
 (1)衣服の着脱
 (2)入浴  
  (3)食物の摂取 
  (4)大小便の排泄後の拭き取り始末
いかがでしょうか?皆さまがよく言われる保険会社のルールはよくわからない、の典型で基準も曖昧な感じでよくわかりません。ですので、公的介護保険に連動している保険のほうが基準もわかりやすいのでオススメです。

民間の介護保険の普及率は、まだまだ医療保険より低いです。ですが、いずれ皆さまが申し込む保険になると思います。医療保険の普及率も30年前は低かったのですが、ものすごいスピードで普及しました。介護保険はそれ以上のスピードで普及すると思います。
 
かつては、生命保険に付ける入院特約が主流で、高齢者であれば病院代は1983年まで無料でしたし自己負担1割になるのが2002年ですので、今のような単独の医療保険が出回り始めたのは、ここ20年位です。高齢者の自己負担が増えたので、皆さまが医療保険の必要性を感じ一気に普及しました。
 
病気は治る可能性もありますが、一度介護が必要になると、改善する可能性は非常に低いです。身近な親戚や芸能人などの話で、5年以上身内の介護が続き「いつまで続くのか?」と不安でおかしくなりそうだったと耳にすることはありませんか。
 
これから日本の高齢化はますます進んでいくことになります。我々中年世代は、親の介護について不安を感じている方が非常に多いです。60代以降の方については、配偶者やお子様に迷惑をかけたくないと考えて介護保険を検討される方もいらっしゃいます。

民間の介護保険はご存知のように健康状態によっては厳しいこともありますから、早目に内容について確認することが大切です。