ローンや保険料を払うのがキビシイ!と感じたらお読み下さい

毎月の住宅ローンや保険料が払えない時のプランナー

生命保険の怖い話をしていいですか

保険相談を受けた時にまずうかがうのは、

「今入っている保険の内容は、わかりますか?」です。

 

「わかりますよ」「なんとなくわかります」

だいたいこの2パターンの返事が返ってきますが、

「ではご主人が亡くなったらいくらもらえますか?」

「2,000万円です」

「いや、違いますよ」

「あれ?」

のようなパターンになることが多いです。

 

「2,000万円です」

「その通りです、ではご主人が亡くなったら2,000万円、この根拠ってなんですか?」「うーん、、、そういえばなんで2,000万円なんでしょうね」

わかりますよ、と答えた方でもなぜそういう保険なのかはわかっていない。それはおかしくないでしょうか?

 

もし病気になって病院に行ったとして、医者が何の説明もせずにいきなり治療をして、薬を出したらどうでしょう?何の治療をするの!何だこの高い薬!というような不信感を感じませんか。保険も病院と同じで身体に関わることですから、保険の根拠も理解せずに申し込んでしまうと、いざという時に思っていた内容と違う!という事態が起こり得ます。

 

「もしもの際にどのくらいの保険金が支払われますか?」

「うーん正直よくわかりません。」

多くの方が加入している保証の内容を理解していません、原因は保険の根拠を説明されていないからなのです。それがないと怖くて保険に加入できないはずなのですが。

 

ではそのためにはどうすればいいのでしょうか。

保険屋に保険を設計する際にしっかり根拠を求めることです。

「現在加入の保険はどのようにご提案を受けたのですか?」

「それが、知人から紹介された保険屋さんからで、、、知人にもご加入いただいた内容と同じです、、、と言われてオススメどおりに加入しただけですが、、、」

 

これを病院の治療に例えると、何の検査も問診もなく状況を確認せずにいきなり治療をはじめてしまうようなものです。私はまず家族構成の確認、お子様の教育について、お仕事について、お家について等をお聞きします。次に今の状況から万一の際どれくらいの保障額が必要か?どれくらいの教育資金を資金を用意するのか、リタイア後の資金を用意するのかカタチを示します

 

カタチというのは、いくらあれば大丈夫なのかの基準を知ることです。この基準をしることで必要な保険の種類も見えてきます。ただし何でもかんでも保険で準備する必要はありません。国の優秀な保障制度を使う方法があるからです。そして私が仮プランをオーダーメイドで作ります。

 

あくまで仮プランですので、服でいえば裾上げ等のサイズ調整をしていない状態です。この仮プランを見ながら毎月支払う保険料を調整します、服でいうサイズ仕上げていきます。出来上がったその方専用の保険のプランを申し込むかどうかはご本人が決めてください。

 

 

家族構成や将来に対する考え方が違えば、リスクそのものがもそれぞれ違うので、最適な保険も違うということになります。必要以上の保険料を払って、家計や会社経営に悪影響を及ぼしていては本末転倒です。

 

そう考えれば知人と同じ保険のおかしさがわかります。知人は独身で会社員、相談者は個人事業主で借り入れもありお子様もいる。リスクの大きさも全く違います。実際に相談を受けてリスクを確認した結果、現在加入されている保険が最適な場合はそれ以上私がすることはありません。

 

現在の保険が最適る内容でしたら無理に勧めることはいたしません。保険の定期検診をオススメするだけです。保険にもメンテナンスが必要だということをお話します、例えばお子様が生まれた、お家を購入した、個人事業を法人にした、などはリスクのカタチが変わったので最適な保険も変わります。

 

病気も早期発見、早期治療の方が治療費はお金も掛からず、痛や苦痛も少なくて済みます。しかも先延ばしにすることによって、相談者の健康状態によっては保険に加入しづらくなるからです。よくあるのが、交通事故にあってしまい首や腰に条件がつくとか、健康診断で引っかかって入れなくなるといったことがあります。

 

 

 特にネットのランキングや本でお調べになる方がいますが、なんの根拠でそうなの?というのがこれらの情報では見えてきません。結婚しているかどうか、お子様の年齢、住宅ローンの有る無し、お仕事がお勤めか事業主か、持病や通院歴、入院や手術の有無といったデータもなしに、その方にあった保険を見分けることは不可能です。

 

それをいい保険悪い保険なぞ、ただの記事風広告で煽る自称プランナーとやらに振り回されないようにお祈り申し上げます。