住宅ローンを払わないとどうなるか 第2話
住宅ローンを払えなければいずれ競売となってしまいます。競売には大きなデメリットが2つあり、
①競売となれば市場価格をはるかに下回る価格で売却されることです。
日本の不動産ローンのほとんどはオーバーローンになっている現実があります。例えば3,000万円の物件を購入した場合金利1%でローンの総支払は3,600万円となります、つまり600万円余計に支払うことになるわけです。ですから10年順調に返済していたとしても大きな利息も払っているので本人が考えているより元金は減っていないのです。
加えて毎月時間の経過とともに物件は経年劣化で汚れたり傷んだりしているわけですから、市場価値は下がっているのが一般的です。加えて30代の若い世帯が購入するのは郊外の振興住宅地が多く中古価格が低いのが現実です。
②競売情報は誰でも閲覧可能です。
競売になると裁判所やネットに情報が公開されます。つまりその競売情報を誰もが見ることが可能なわけですから、例えば不動産屋や金融関係者がその情報を元にアプローチを掛けてくるわけです。
さらに当然のように裁判所の物件の現地調査もあります、ちゃんと物件調査日時を指定して訪問に来ますが、当日居留守を使おうが不在にしようが鍵屋も同行ですので強制的にカギを開けて自宅内に入って調査をします。
すべてが法で認められているわけですが、このようにプライバシーへの配慮も特になく心穏やかに解決ということは非常に難しくなります。
このように競売になってしまえばプライバシーへの配慮もなく、市場価格を下回る金額で売却され、競売のお金で住宅ローンのすべてを払いきれるわけでもありませんので差額の借金だけ残ってしまいます。
そうすると借金と精神的なダメージが残りその後の生活もままなりません。そうなる前に必ずご相談下さい。
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心穏やかに解決できないのは住宅ローンが払えない場合の流れがわからないからです。流れがわかれば対策が可能となります。第3話へ続く