日本人の36%は老後破綻
news.yahoo.co.jpこの記事をみて思うのが、若者は楽して金欲しいということです。私もそうでしたし、いつの時代もそんなもんじゃないでしょうか。いつか自分の限界や現実を知り、多少なりとも現実を知っていって慌てるというやつです。
私も立派なことが言えるわけではありません。子育ても終わりようやく貯めようかと実践しはじめて数年といったところです。日本人の36%は老後破綻と記事にもあるように、わたしも警戒水準です。
いざお金を貯めようと決断しても、なかなかお金が貯まりません。なぜならお金を増やすルールがわからないからです。保険会社勤務時代に30代でお子様が生まれた同僚がいました。彼は子供の話を嬉しそうに話します、しかし大きな不安もあるようです。それは彼には1円の貯金もなかったからです。
当たり前ですが、彼にとってこれがすごいストレスのようです。彼はフルコミッションの営業マンですので、収入にはすごい波があります。ただし年収ベースであれば少しづつですが収入は増えてはいます。
でも彼は貯金がないのでもっと収入を上げないとと考えていました。そこで、昼間は保険の仕事、夜は運転代行のバイトを始めました。この運転代行のバイト代を貯金したい、でもできない。毎月収入は増えています、でも貯金はまったく増えない。
それはなぜか?昔から、人は与えられた分のお金を使ってしまう、ということわざのようなものがあります。給料が10万円の人がいたとします。その人は「給料がもっとあれば幸せになれるのに、、、」と思います。
転職して給料が、30万円に上がったとします、すると「給料が50万円になれば、大きな家も買えてもっと幸せになれるのに、、、」と思います。給料が増えても増えた分だけ結局お金を使ってしまうのです。だからお金がちっとも貯まりません。大昔からこのような話があるくらいなので、私のご先祖さまも彼のご先祖様も同じだったのかもしれません。
では今後お金を貯めていくには、どうすればいいのでしょう?まずお金を貯めていくために、ルール、決まり事を作ります。給料が入ったら、その10%は別の貯蓄用の口座にすぐ移します。そしてはじめから90%分の給料しかなかったとして生活するのです。
私の場合は、強制的に積立投資に回される仕組みを作っています。資産形成をする上で収入を増やすことはもちろん大切になりますが、支出を管理することはもっと大切になります。それは何千万も年収がある人でも破産する人がいる事を考えれば、わかります。
まとめです
①収入が増えてもその分使ってしまえば意味がない。
②入ってきた収入の10%は生活費と別の口座に移す。
③収入を増やすより、支出の管理が大事
何事も知っているか知らないかで大きな違いが出てきます。世の中のお金持ちは様々な情報を持っています、お金持ちは有意義な情報が集まってきますので、ますますお金も増えていくというわけです。「情報」を集めて行動をする人になりましょう。