ローンや保険料を払うのがキビシイ!と感じたらお読み下さい

毎月の住宅ローンや保険料が払えない時のプランナー

毎月の家計が苦しいという相談への回答

毎月の家計がめちゃくちゃという方が多いと思います。いくらあれば足りるのかというと毎月手取り50万あればいいかなという感じです。

 

手取り50万円というと総支給で70万円くらいです、日本では年収800万上が8%、600~800万が10%、400~600万24%、200~400万34%、200万下24%という比率です。つまり手取り50%の人は8%しかいないのです。

 

ですから夫婦の収入を併せて50万円、これが一応の目安です。

 

保険相談に来る方にはライフプランというのがセットになっているようで、そういうご相談もあるのですが個別でプランニングというより、「この見本をみてどう思います?」と聞くようにしています。

 

その内訳ですが、
住宅ローン10万
光熱費  25,000
電話通信 20,000
交通車  30,000
食費   10万
遊興費  40,000
服代   20,000
教育   80,000
日用品  10,000
保険   30,000
これで合計45万円くらいです、子供二人の家族でだいたいこんな感じ。

 

貯蓄は収入の10%が目安と言われているので、毎月貯蓄に5万円✕12ヶ月✕17年=1,000万なのでお子様二人の教育資金もばっちし、ボーナスで車や電化製品の買い替えとなるはずです。

 

と言うと、だいたい「え?」と言われます。

夫婦二人合わせて手取りベースなら40万と言われる方が多い。貯蓄に総収入の1割を回すのが原則とすれば、残り36万円ですから貯金どころか毎月赤字、つまり貯蓄どころか生活もままならなくなるのです。

 

この内訳表を見ればわかるようにこれ以上削るところなどほとんどないのです。他所のFPや保険屋に相談しようものなら遊行費40,000は高い、とか言いそうですが文化的生活を求めなければ削ればいいんでないですか?ということです。

 

遊行費は、人との付き合いを全くしない、旅行にも行かないということです。1回飲みに出れば5,000円は出るでしょうし、子供の小遣いを5,000円として二人分で10,000円、1年に1回位旅行に行くとすればそれらも毎月の平均に伸ばせばここに入ります。

 

教育費も塾に行かせれば毎月30,000円くらいです、子供二人ならその倍、公立の学校でも行事や部活で結構なお金が出ていきます。食事代も旦那さんの昼メシ代1,000円✕20日=20,000円です、それに月に一度家族で外食すれば最低5,000円は掛かるでしょう。

 

そして貯蓄は出来ず、リボや分割払い、キャッシングをボーナスで返すという自転車操業に陥ります。そしてボーナスや給与のダウンで計画がパー、貯蓄に手を付けるということがよくあります。特にコロナ渦では多いことが予想されます。

 

大体FPや家計のアドバイザーとやらはここを削れの節約しろの言い出しますが、わたしは収入を増やすほうが良いですよとお伝えしています。

 

日本人は我慢が大好きですが文化的な生活を捨ててしまえば何の意味も無くなります、湯水の如く使う浪費は看過できませんが上記の内訳くらいが普通の水準なのです。

 

ですがそんな簡単に収入は増えないという人がいます、勤務先の給与が少ないなら時給仕事のバイトをすればいいだけなのです。正規勤務先の週2日の休みをバイトして20,000円持ってこれれば毎月10万近くの収入増です。

 

毎日3~5時間バイトすればこれも同じくらい収入増になります。そんなに働いたら体を壊すとか言われそうですが、私はいわゆるバブル世代です。子供の頃は土曜日も授業があり職場も当然週休2日ではありませんでした。

 

私は2005年に独立しましたが東日本震災で収入と蓄えを全て無くしました、当時上の子は高2、下は中2でした。ですから震災時40歳過ぎていましたが日雇いバイトに登録して労働時間を増やしました。夜勤もしましたが何ということはありません。

 

コロナ渦で仕事が無いと言う方もいるのですが、震災時の派遣登録を解消していないので未だに派遣会社から職場案内のメールが届きますがこのご時世でも結構な数はあるようで、収入を上げることは大して難しくないはずです。

 

20年もすれば子供は社会人です、そうすれば逆に毎月10万円の余剰が生まれるはずです。これ以上支出を減らすより収入を増やすほうが簡単ですよ。

 

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