ローンや保険料を払うのがキビシイ!と感じたらお読み下さい

毎月の住宅ローンや保険料が払えない時のプランナー

損害保険のプロはどうやって商品を選ぶの?

保険はなんにも入っていません、という方はかなり希少な方です。生命保険も何個も入っている方も珍しくありませんし、クルマを買ったら自賠責保険には必ず入りますし、大半の方は自動車保険=任意保険の認識でそれも申し込まれます。家を買えば火災保険、家を借りた場合でもまず申し込まれます。

 

ところがその保険どんな内容ですか?と尋ねると皆さん適当です。まるっきり外れているわけではありませんが、そうではありません、となる答えがほとんどです。

 

内容がよくわからないことが悪いわけではありません。病気やケガで病院に行きますが、医者に「本日どうされました?」と聞かれ「風邪だと思います」「腹が痛いのです」等と答えるでしょうが、詳細に症状や病名、どんな治療とクスリを求めるかまで言うそんな患者はまずいません。

 

よくわからないから、医者に診てもらうわけです。保険に関しても概ねそんな感じで、保険屋に委ねる方がほとんどです。最近はネットで色々調べてご自身で入る方もいらっしゃいます。ところが、どちらの場合でもそこには大きな落とし穴があります。

 

損害保険は審査もありませんから申し込むのは簡単です。ただ最初の設計が悪ければいざという時に役に立ちません。それどころかネットでご自身で申し込んだ時だけではなく、保険屋から入った場合でもなんの役にも立たない場合があります。


なぜなら損害保険を販売するには誰が受けても、合格率90%の簡単な資格を取ればその日から販売可能になるからです。このレベルの資格ですので、副業でやる保険屋が大勢います。例えば火災保険は、不動産屋や住宅ローン取り扱いの金融機関、自動車保険は整備工場やクルマの販売店ですね。

 

それ以外の保険ショップでもそんな資格ですので代理店に就職した時点で、大した知識がなくてもまずは資格取得を命じられます。つまり資格はあるが、商品知識しかない保険屋が大勢いるわけです。それでも皆さんからすればみんな同じ保険屋という風に見えるかと思います。

 

なかには、そういうぽっと出の保険屋と違い、損害保険会社に勤務して研修生というのを数年した上で独立した保険屋もいます。保険契約のための営業研修や商品研修以外にも、知識研修や実践に時間を費やしておりますので、申込みだけではなく事故の際には事故受けといって、保険会社とお客さんの間に入ってより詳しくお手伝いが出来る損害保険のスペシャリストの保険屋です。

 

保険会社によって保険金の出る出ないは結構違いますし、特に法人のお客さんは自動車事故、労災事故や賠償は業種によっては年に複数回請求するお客さんもいらっしゃるので、信頼できる損害保険のプロから申し込むケースが多いです。

 
自称プロに引っ掛らないようお気をつけください。