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自転車事故の恐ろしさと自転車保険の義務化について

自転車保険の義務化が広がっています。現在15都府県、8政令指定都市で義務化となっており、私の居住地仙台市ではすでに平成31 年4 月1 日から自転車損害賠償保険等への加入が義務となっておりました。宮城県でも令和3年4月1日以降、宮城県では自転車損害賠償保険等への加入が義務となります。

 

自転車事故というと転んでケガというイメージくらいしかないかもしれませんが、最近では1億円近い賠償金額の判例も出ています。しかも高額賠償の加害者が小学生や高校生という驚きの実態があります。

 

地方では移動手段はクルマがメインです、それには自賠責も任意保険も掛けるのが普通です。しかし小さな子供や学生の移動手段の自転車は台数はかなり多いと思われますが、保険となると自動車ほど気にしないのが一般的です。

 

宮城県にお住まいの方は、今後学校や職場で自転車をお使いの人は保険加入や保険証券の提出を求められるかと思います。その際1 台ごとに自転車保険をかける方法もありますが、その前に火災保険や自動車保険の証券をご確認ください。

 

個人賠償や日常生活賠償の特約がついていればそちらでご家族全員分の対応が可能です。改めて自転車保険やPTAの保険に2重に入る必要はありません。さらに自転車事故だけではなく、他人や他人の財産に損害を与えたときにも使うことができます。

 

特に火災保険は仲介の不動産屋や金融機関に言われるがままに入ってそれっきり、という方が非常に多いですが、これを期に一度見直すことをオススメしております。

 

まず持ち家の方であれば経過年数で価値が変わっているのに高いままにしてある。賃貸、持ち家共通ですが火災とセットの家財部分が家族構成と合わなくなり高い設定のままにしてある。

 

保険証券を拝見するとこのように実態とズレて不要に払っている方が多いです。火災保険の特約には、掃除中に壊したテレビ等電化製品の修理費や購入費用を払ってくれるような特約もあります。

 

火災保険は普段気にされない方が多いのですが、持ち家は一生ですし賃貸でも数年規模ですので見直すとかなり保険料が下がるケースも多いです。

 

ごくまれに自動車保険に個人賠償を付けている方がいますが、火災保険に付いていれば2重に掛ける必要はありません。加えて自動車保険に付加された個人賠償を使うと事故等級に影響があるケースがあり、翌年以降の保険料に影響が出ますので早目に火災保険に移行させましょう。