ローンや保険料を払うのがキビシイ!と感じたらお読み下さい

毎月の住宅ローンや保険料が払えない時のプランナー

仕事が出来ない収入も無い貯蓄はどんどん減っていく2

そんな状況ですから誰も仕事どころではありません。公共交通機関、電気ガス水道電話は止まっている、お店はどこもやっていない。生活の基盤が何もないわけです、まずは毎日4人分の食料、食材を調達しなければなりません。

 

よくパンでも食っとけ、カップ麺でも食っとけ、などと言いますがあれだけ数の多いコンビニもどこもやっていないのでそれすらない。しかもなんの予告もないので備蓄もないですしどうしたものかということです。

 

幸い仙台駅まで歩ける場所に住んでいましたから、街中中心部の商店街を徒歩で行くことには何ということもありません。街中商店街を歩くとやはりどこも休みですし、ぐちゃぐちゃな状態です。

 

駅からだいぶ移動して役場の方まで来てみると何十年も前から営業している肉屋がひっそりと店を開けているようでした。お客もいないのでとりあえず入ってみると冷蔵庫と冷凍庫が電気が一日半止まってたから日持ちしないし安く提供しているとのこと。

 

ということで卸値レベルでそこそこの肉を調達、そして散策に戻ると私のぶら下げている肉屋の袋を見て「どちらで買われたのですか?」と質問をされ、「あそこの道を曲がった肉屋で」などと会話をすると、次から次へと声を掛けられさすがに皆相当困っている状況であることを認識。

 

メイン通りよりも脇のほうがいいのかもと思い、飲み屋街として有名な道に移動すると片付けをしている人たちがいて「お食事どうぞ」とおにぎりや汁を無料で配っている。どうせ悪くなっちゃうからと安く食材を分けてもらう。自宅はすでに電気が復活しているので安く譲ってもらえた物をもって帰宅。

 

とこんな状況が続くのである、そして段々とどこのお家もストックも無くなってきて皆が街中に買いに来るのである。野菜類はどんどん値段が上がりキャベツや大根が1,000円と超インフラ状態、しかもお客がいるのを見たことがない店が開いているだけで大行列である。

 

パンや弁当のようないつでもコンビニで簡単に買えるようなものが全くないのです、まず工場のラインが地震でずれて使えない、従業員が出勤できない、ガソリンがないので配達ができない、と諸々の事情で長いこと食材ばっかりです。

 

相当長いことこんな状況が続き、1ヶ月も経ち少し落ち着くかと思われた頃また同程度の余震で逆戻りである。学校も始まらない、職場も始まらない、日常の生活インフラも止まったまま。

 

つまり私も食材調達以外やれることがないのである。新規開拓の営業はこんな時に全く出来ないし卸業に至ってはいつからまともに工場が稼働するのかは不明。つまりやれることはなにもないのです。

 

なにもないので収入も無くなります、そして貯蓄を使うことになるのですが12月と1月に事業制資金の借り入れをしているくらいですから、大した蓄えもないのです。3月4月5月と何もまとまな営業活動が出来ずに終わってしまいます。

 

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